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雪がいっそう降り積もる季節になってきました。
すでにスタッドレスタイヤを装着されていると思いますがスタッドレスタイヤをただ装着しているだけではなく、正しい知識を身に着けてタイヤ選び、装着を行ってください。
法律に触れる部分もでてきますので雪があまり降らない地域の方も知っておいていただければと思います。
- 1 スタッドレスタイヤができた経緯
- 2 もしもノーマルのままだとしたら?
- 3 チェーン規制とは?
- 4 スタッドレスタイヤの寿命
- 5 夏も冬も!オールシーズンタイヤは?
- 6 なんと!スタッドレスタイヤはレンタルできる!
1 スタッドレスタイヤができた経緯
スタッドレスタイヤが世の中に浸透しはじめたのは1980年代頃で、それまでは金属の鋲が打たれたスパイクタイヤが主流でした。
スタッド、とは「金属の鋲」のことでそれがないから「スタッドレスタイヤ」
たまにスタックしないタイヤだから~と間違えている人がいますので間違えていたら教えてあげてください(余計なお世話!と怒られるかもですがw)
金属の鋲で氷をひっかけるので性能としては申し分はないでしょう。
雪山を登山する人、サッカー選手も靴にスパイクがあるのはそういう意味なのですから。
ではなぜ消えたのか?
常に雪があり、凍結しているような路面ならいいのですが雪がなく、アスファルトだと金属の鋲がアスファルトを削り、粉塵が立ち上がってしまうので健康被害、環境汚染の観点から使用は禁止となりました。
その年代の人は鋲の数を自ら打ち込んで増やしていたとか…
今では原付しか公道でのスパイクタイヤ装着は認められていません。
郵便局員とかは雪でも配達しなければいけませんので…
2 もしもノーマルのままだとしたら?
場所により違反になる恐れがある。
これは都道府県で違いますので一概には言えませんがたとえば12月から~3月までは冬タイヤじゃないといけない!ということはありません。
「積雪が明らか、凍結している道路については運転してはならない」
のような場合がほとんどです。
例えば同じ宮城県内でも積雪があまりない地域と雪が積もるような地域がありますのでこのような言い回しになっています。
これ、九州の長崎のような雪がほぼ降らない地域でも同じルールなんですよね。
ただ、沖縄にはこのようなルールがありません(雪なんてふりませんから)
しかもカー用品店にスタッドレスタイヤは売っていない、らしい…
このルールを守らないと罰則があり、普通車は6000円の反則金が発生します。
違反点数はありません^^
注意してほしいのは「チェーン規制」になった場合です。
3 チェーン規制とは?
主に高速道路で規制がかかりますが一般道でも規制がかかります。
この規制がかかるとスタッドレスかタイヤにチェーンを巻いた車しか走行できなくなります。
一応ノーマルタイヤにチェーンでも大丈夫なのでもしもの為にチェーン一式積んでおいた方がいいかもしれません。
今はゴムで簡単に装着できるタイプのチェーンも多いので女性でも安心して使用できるかと思います。
そもそも雪がふりそうな場所に行くなら冬タイヤに替えておくのが一番です。
タイヤは命を乗せているもっとも重要な車のパーツですから。
あまり見ないかもしれませんがスプレータイプのチェーンもあります。
タイヤにスプレーすればあら不思議!ノーマルタイヤがスタッドレスに!
表面に滑り止め成分が付着してその場しのぎの即席スタッドレスが出来上がるという代物ですがチェーン規制では無意味なのであくまで「お守り」程度に積んでいてもいいかもですね。
4 スタッドレスタイヤの寿命
スリップサインが出てきたら当然寿命ですがヒビが出ていたり使用から3年経過していれば交換した方がいいですね。
ゴムの柔らかさで判断してみるのもいいと思います。
スタッドレスタイヤは冬以外の期間は動かないまま保管してある場合がほとんどですのでゴムの硬化が早いです。
激安のアジアンタイヤは2年交換がいいでしょう。
最初の年はいいのですが明らかにゴムの硬化が早いです。
溝も柔らかくしなければならない分、減りも早いです。
いいものを長く使うか、それなりのを短いスパンで替えていくか。
それについてはお財布と相談ください。
私はアジアンタイヤも最近のものは性能も十分ですので安いスタッドレスでも十分だと思います。
5 夏も冬も!オールシーズンタイヤは?
履き替え不要でそのまま一年過ごせるのは魅力的ですが東北地方では役に立ちません。
東京や関西のたまに雪がちょいふる所、で使うことをおすすめします。
チェーン規制もオールシーズンタイヤのサイドウォールに「Ⅿ+S」と書かれたものしか走行はできません。
Ⅿはマット、Sはスノーの意味。
ノーマルタイヤに文字通り毛が生えた程度、ですので関東住みでウィンタースポーツをしに行くような人はスタッドレスに大人しく替えておきましょう。
オールシーズンタイヤしかなく、雪山に行かなくてはならない人は空気圧を少し低くするといいですよ♪
ま、つけ焼き刃ですのでしないよりはマシって程度ですね。
6 なんと!スタッドレスタイヤはレンタルできる!
あまりしられていないサービスですがスタッドレスタイヤはレンタルすることができるのです。
車検で有名な「コバック」さんでレンタルサービスをしています。
料金やサイズはwebでご確認ください♪
年に一回しか使わない~とか急遽必要!という場合は是非ご活用してみては?
では、よい冬のカーライフを!
ばいに~!
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