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こんばんは、偽谷です。
去年ですが普通自動車免許で原付二種(50~125ccのバイク)が乗れるように法改正するかもしれない、というような噂が流れていました。
欧州では125ccまで乗れるのが一般的なようですが果たして日本ではどうなんでしょうかね?
- 1 原付とは?
- 2 原付が乗れる免許の種類
- 3 各原付の交通ルール
- 4 30キロしか出しちゃいけないのはなんで?
- 5 頑なな30キロ制限へのこだわり
- 6 125ccまで乗れるようにした場合のメリット
- 7 125ccまで乗れるようにした場合のデメリット
- 8 待てない!小型自動二輪の免許をとるには?
- 9 結論は?
1 原付とは?
よくおっちゃんとかが乗ってるスクーターやカブの事です。
知らない人も多いので原付の種類を簡単に説明します。
正式名称は原動機付自転車で「エンジンがついた自転車」という認識になります。
本当に販売当時はただの自転車にエンジンがついただけのような見た目でした。
電動アシスト自転車をイメージしてください。
その原付の種類としては…
当初から日本独自にある排気量50ccまでが原付一種。
グローバルな排気量の51~7125ccまでが原付二種。
実は50ccていうのは日本しか売っていないような独自の排気量です。
2 原付が乗れる免許の種類
原付一種は普通自動車免許があれば乗れますが原付二種は現段階では普通自動二輪(小型限定)以上の免許でなければ乗れません。
原付一種はAT、MTどちらでも乗れますが原付二種はAT限定もありますのでAT限定でMTを運転すると違反です。
3 各原付の交通ルール
原付一種では制限速度が30キロ、二段階右折が必要な場合が有ります。
原付二種は車と同じような交通ルールで制限速度は60キロ、二段階右折は必要ありません。
ただし、どちらも高速道路には乗ってはいけません。
4 30キロしか出しちゃいけないのはなんで?
昭和20年代に決められたそうです。
世に出始めた頃の原付の性能もありますが一番はエンジンがついただけの自転車があまりにも早く走行すると危険だから30キロまでなら安全と、とりあえず決めたのでしょう。
しかし今は道路状況も違いますしブレーキ等の安全装置も性能は段違いです。
普通にメーターも60キロまでありますし物によっては楽に60キロくらいは出せます。
5 頑なな30キロ制限へのこだわり
原付一種で走行する場合、普通車や原付二種よりも交通違反になりやすい現状があります。
公務員である警察にも実は営業ノルマのようなものがあり、原付一種はスピード違反や二段階右折違反でキップが切れる格好の獲物なわけです。
違反金での収入も予算の中に入っているっておかしいですよね。
6 125ccまで乗れるようにした場合のメリット
60キロで走行できるので他の車の邪魔にならない、危険が減る。
ややこしい二段階右折や30キロ制限から開放されて不意の違反をしなくなる。
国内メーカーの125ccのラインナップが増える。
7 125ccまで乗れるようにした場合のデメリット
二輪車に慣れていない人が急にパワーあるバイクに乗ると危険(二人乗りもできるので尚更)。
違反金が取れなくなるので他にしわ寄せが…
お金をかけて免許を取得した人の不満。
8 待てない!小型自動二輪の免許をとるには?
教習所でMTは最短3日、AT限定は最短2日。
費用は5~8万程(普通免許持ちで)
MTは技能8時間。
ATは技能5時間。
9 結論は?
普通免許で125ccまでのスクーターなら乗れるようにしてもいいと思います。(ただし、追加で教習を受けた人のみ)
125ccにも過激なスポーツモデルもあり、きちんと教習を受けていない人が乗るにはあまりにも危険。
50ccでも危ない走行する人がいるくらいですから…
もう日本も世界標準を意識して改革を行っていく必要に迫られていると思います。
自動車にかかる費用も日本は世界と比べてうんと高いですからね。
自動車税もどうなることやら…
いい方向に向かえばいいのですがね~
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