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本日は練習も兼ねて自分取材。
とある雪降る日中、道の駅にて。
オーナーは私、偽谷。
自由とシルビアを愛するしがないサラリーマンだ。
本日は愛車のサブカーでの訪問となる。
Q1「この車との出会いは?」
A1「乗っていたEK9で事故をしてしまい、ずっと放置していたのですが直そうとショップに預けたらそれを下取りにしてEK3に乗らないか?と言われて購入しました。子供が二人もいるので4ドア、大人しいD型エンジンに乗るのも悪くないかなぁ~と」
これはお出かけ用&通勤用のマイカーである。
後部座席にはチャイルドシートが2席。
グレードはVi-RS。
EK系列では後期にあたる。
オーディオも1DINから2DINになり使い勝手が向上している。
この車に搭載されているエンジンは3ステージVTECという走りと燃費を両立した私の中ではD型最強のエンジン。
最上級グレードのSiとの違いは搭載エンジン程度で足回りやブレーキは同じである。
前後ディスクブレーキなだけで一層レーシーに感じる。
スペックは以下のとおり。
ここで愛車のインプレを軽くしてもらう。
Q2「この車のいい所を教えてください」
A2「まず4ドアなのでEK9より使い勝手はいいです。燃費も高速道路であればカタログ値を余裕で超えます。この間東京に行ったのですがリッター22でした。街乗りでも16は走ってくれるのでお財布に優しい車ですよ」
シビックには様々なグレードが存在するがこのVi-RSはなかなか出会わないレアな車両。
そもそもフェリオがあまり存在していない。
中古車市場でも玉数は少ない。
その手に需要はカローラやカリーナ、サニーあたりで事足りるからだ。
乗っているのはHONDA車しか乗れない呪いがかかっているかHONDA好きくらいなのだろう。
装備やオプションは以下のとおり。
Q3「ではこの車の不満があれば教えてください」
A3「まずEK9からの乗り換えなので圧倒的にパワー不足、VTEC感がなくて寂しいですね。大人がフル乗車したら全然加速しません」
いくらD型でVTECがあるといってもSOHC故にDOHCのB型のような伸びはない。
音の変化もVTECに切り替わってもあまりわからない。
これはVTEC好きには致命的。
あの官能的な音を楽しみたいのであればやはり予算オーバーでもSiやSiRを購入しよう。
レッドゾーンは7200rpm。
回るといえばそれなりに回るエンジン。
メーターは黒背景に白文字、オレンジの針で視認性は悪くない。
個人的にレッドゾーンの表現の仕方が「ここから先は危険!」というデザインで好きだ。
Q4「カスタムしてあるところはありますか?」
A4「マフラーがゼロファイター、エアクリをむき出しのに加工してつけています。それ以外はノーマルです」
ゼロファイターに変えてもVTEC切り替わりの音はよくわからないらしい。
エンジンを始動して音を聞く。
…アイドリングは少し重低音が響く程度だがアクセルを開けるとそれなりに音がする。
偽谷「インナーバッフルを入れないと低速がスカスカになって加速はしないし、うるさいわでいい事は全くないので取り付けを考えている方はインナーバッフルをきちんと装着してください」
きちんとしたカスタムをしない車がいることで世間の目はスポーツカーやバイクには厳しい。
一人でも多くルールを守ってカスタムしてくれる人が増えることを願う。
今はなかなか見ないSOHC。
エンジンルームの隙間に懐かしさを感じる方もいるのでは?
エアクリは以前ミラに使っていたものを加工して取り付けた貧乏チューンである。
ホームセンターで購入したパイプと純正のゴム管を繋いだだけ。
以上のカスタムの効果ははっきりと体感できるほどではないようだ。
純正のままでも構わないのだがどこかしら手を加えたくなるのが車好きの性。
次は内装を見てみよう。
ホーンの位置が親指で押しやすい位置にあるが間違えて押してしまう事も…
メーターはすぐに情報を確認しやすくハンドルも邪魔をしていない。
純正なのでそこは考えた設計になっている。
革のハンドルも手になじむ。
手汗をかく人には滑って危ないのでそこはカバー等で対策したい。
パワーウィンドウスイッチは純正でカーボン柄。
EK9はメーターやオーディオパネルあたりがカーボン柄になっている。
どうせならここだけカーボン調ではなく、統一してくれたほうが気にはならないのだがなぜここだけなのだろうか?
ハンドルと同様にこちらも皮になっている。
形も握りやすい形状。
普通に乗る分には交換は考えなくてよさそう。
ここでこの車両が登場した時の記事を見てみましょう。
だんだんと環境問題を意識した車が登場してくる時代。
楽しい車が出にくくなった時代。
今がいいのか昔がいいのかはわかりませんがどの時代にも好きな車がそこにはあり、それぞれにドラマがある。
このEK3も以前所有していたEK9のような結末にならないよう、いつまでも人を乗せて走っていて欲しい。
次回は走行レビューができたら掲載を予定しています。
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