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今回は私の愛車、「シルビアS13」の紹介です。
インタビュー形式ですがただの自問自答ですので気にしないでください。
他の方のインタビューもこのような形式で行います。
寒さが一段と厳しくなる中、鮮やかな緑が目に映った。
オーナーは私、偽谷だ。
冬に走らせないので冬タイヤはない、とのことで自宅近くでの取材となった。
Q1 「この車との出会いは?」
A1 「始めて自分の車を購入しようと思った時にセリカとシルビアで迷いまして当時ライムグリーンツートンのシルビアの見積もりを取ったのですが結局安いセリカを購入しました。でもそれがどうしても忘れられなくて探しに探してついに出会えた感じですね」
外装はショップにて綺麗にリペイントされていて年式を感じさせない艶がある。
グレードはNAのQs。
シルビアといえばKsのイメージが根強いのかオーナーはいくどとなく「なんでターボじゃないんだ?」と言われたそうな…
搭載されているエンジンはCA18DE。
赤いヘッドに黒のカバーが無機質なエンジンルームを鮮やかさを演出。
誇らしげにツインカム16バルブの文字が。
昭和のハイテクの代名詞「ツインカム」
ここに時代を感じる人もいるのではないだろうか?
スペックは以下のとおり。
※出典グーネット
Q2「この車の良い所を教えてください」
A2「シルビアって沢山オーナーいますけどライムグリーンツートンてほとんどいないので所有感がかなりあります。40~50代の人からはモテモテですね!乗り心地もデートカーだけあって良いですよ♪」
シルビアと言えばドリ車の代名詞。
カスタムしてなんぼな車のイメージも根強い。
フルノーマルなんて絶滅したか…そう思われたがここにまだ存在していたのである。
ライムグリーンツートンはイメージカラーだったが割増料金になるというのと、ツートンが段々時代遅れになってきたのもあいまって中古市場でも滅多に見られない。
当時販売していたディーラーでさえ「ツートンの時代じゃないですよ」と言っていたくらいだったらしい。
販売当初は単色は2種類しかなく、後期になってから単色カラーが増えた。
装備やオプションは以下のとおり。
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※出典グーネット
今では当たり前の装備はなく、だいたいがオプションになっている。
Q3 「この車に不満はありますか?」
A3 「やはりパワー不足でしょうか…重たいボディに130馬力しかないので加速はもっさりです。あとカスタムの幅は狭いと思います」
重い車体に力不足なのはカタログからも見て取れる。
もともとかっとばして走ることを想定している訳ではないので仕方がない。
CAエンジンのカスタムパーツは今はもう出ていないらしく、カスタムしたい人は後期のターボモデルを買ったほうがいい。
SRへの載せ換えもポン付けと言うわけにはいかないのでリセールバリューを考えても後期をオススメする、と偽谷氏。
そんなCAエンジンを選んだ理由は「他の人と被りたくない、あとCAの方がカッコイイから」だそうで特にカスタムとかは考えていないので気にしていないとの事。
Q4 「カスタム箇所はありますか?」
A4 「ホイールがSSRのMK-2Rになっている以外は純正です」
愛車はほぼ販売当初のままの姿ということだ。
それでは内装から見ていこう。
レッドゾーンは7000rpm。
高回転が苦手なエンジンなのはSRと変わらない。
メーターはシンプルに黒と白のみ。
時計があるのが地味に役立つ。
メーターの視認性はこのような感じ。
オーディオ位置とシフトの位置。
オーディオは下にありすぎてナビだと大変使いづらい。
当時はナビがなかったので位置なんて特に気にしなかったのだろう。
エアコンもマニュアルエアコンで時代を感じる。
運転席から覗いてみた。
シートはヘッドレスト一体型でセミバケットシート風の純正シート。
座り心地はふかふかしておりソファーのような質感。
後部座席は今は見ないであろう2点式シートベルト。
流石に大人が座るには狭い。
長時間の移動は無理そうだ。
電動ミラースイッチとこれも今はもうみないシガーライター。
みなさん使い方はわかりますか?
助手席にはバニティミラー。
デートカーなので化粧直しには必須だったであろう装備。
後期になると運転席側のバイザーにもバニティミラーがつく。
女性のシルビアオーナーも多数いた事から設置された模様。
運転席側のルームランプ。
これは飛行機などの読書灯に近い役割を果たす。
ちょうど手元にスポットライトが当たる。
後部のルームランプは一般的な形をしている。
天井はこの手の車なので低め。
次は外観を見ていこう。
純正の二本出しマフラー。
純正だがそれなりにいい音がする。
この時代の車は純正で二本出しマフラーが多い気がする。
もう見ないであろうオートアンテナ。
オーディオをつけると自動で伸びていく。
今はショートアンテナが主流なのでこれまた新鮮である。
シルビアS13前期のエンブレム。
後期は楕円になっている。
このエンブレムをずらすとトランクルームの鍵穴が隠れていて日産の遊び心が伺える。
鍵穴一つにしてもこういった仕掛けがあると関心してしまう。
グレードを示すエンブレム。
ターボだとKsになる。
ヘッドライトはオプションのプロジェクターヘッドライト。
現在では純正の角目といわれるヘッドライトの方が値段が高い。
グリルにはシルビアの文字が。
後期だと文字はこれより一回り小さくなる。
唯一の社外品、SSRのホイール。
漫画「頭文字D」の池谷先輩が作中でシルビアに履かせているホイールと同じもの。
日産が生んだ芸術品「シルビアS13」
アートフォースシルビアをキャッチコピーにいままでの日産車を変えた先駆者と言っていいだろう。
今もこうして若者に愛されているのはやはりシルビアが持つ魅力にはなにか特別な力があるに違いない。
このまま次の世代までこのS13を引き継いでもらいたいものだ。
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